懐かしの西武鉄道E31形電気機関車(2004年~2014年撮影)

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こんにちは。10月の列車です。

今回は年代別ではなく、単一形式特集として、西武鉄道で2010年まで活躍してきた小型の電気機関車「E31形」を特集してみようと思います。活躍する時間帯が時間帯(深夜中心)なこともあり、当時はあまり写真に収めることが出来ませんでしたが、写真フォルダを振り返ると、今考えるれば貴重なショットも見つけることが出来ました。それでは早速、どうぞ!

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E31形が活躍していた当時の西武鉄道へ、タイムトリップ!

2004年撮影、現役当時の風景

横瀬駅で2004年4月に撮影したものです。後ろに工事用の貨車「トム300形」を従えて、プッシュプルの状態で止まっていました。この日の夜に工事列車などがあったのでしょうか。それにしても、西武沿線は大して雪が降らないのに、大型のスノープロウがキマっていますね。

E31形は、電車から流用した台車(DT20)を履いているので、そのままだと腰が低くて機関車としての見栄えが良くないと思われたのか、下回りに数十センチ、黒い塗装が施されています。これによって腰の高い機関車らしさが出ていますね。

この貨車たちも今は見かけないので、ついでに撮っておいて良かったです。どれくらい古かったのでしょうね。

2004年5月、東村山駅の1番ホーム(現在の1番ホームとは違い、6線あった時代のもっとも西側の線路)に停車していた時のE31形です。E31形は1両だけで運用されることはあまりなく(見たことありません)、必ず2両ペアでプッシュプルや重連で運用されていました。

パンタグラフの大きさや汽笛などがよくわかるショットですが、なんでこんなショットを撮ろうと思ったのかはよくわかりません(笑

所沢方面に発車して行くE31形です。高架化工事がぜんぜん始まってない、広い東村山駅も今や思い出になろうとしていますね。

2008年、横瀬の鉄道イベントにて E31形車内の様子

なんと、まだ現役であるE31形の車内に入れてもらえていました。貴重な機会でした。これは運転台を横から見た所です。薄緑色の機器たちに混じって、新しい列車無線の機器などが追加されていますね。

助手席側は機器があまりなく、すっきりしています。

運転台を正面から見た所です。2段式の6連メーターパネルがかっこいいですね。

運転台の後ろ、機械室の様子です。

2009年、鉄道イベントにて

2009年8月、南入曽車両基地イベントでの撮影会です。2008年に登場した30000系と、2010年に引退したE31形がともに活躍したのはわずかな時間でした。そんな貴重なショットになります。なお、一橋学園を表示しているツートンカラーの101系は、今の245Fや249Fではありません。261Fになります。今は写っている側のクハ1262は西武ドームで「L-train 101」として余生を送っていますね。

こちらは2009年10月、横瀬と西武秩父で行われた鉄道イベントでのワンショット。今は撤去されてしまった1番ホームと2番ホームの中線に停まっているE31形と、リバイバルカラーの新101系271Fのツーショットです。271Fは流鉄、E31形E34は大井川鐵道、そして一番奥のNRA10000系も、もしかしたら富山地鉄に行った編成かもしれませんね。

2014年、大井川鐵道千頭駅にて

大井川鐵道に譲渡はされたものの、まだ使用開始されずに千頭駅に留置されていた時の写真です。でも台車は再塗装されてきれいなグレーになっていますね。当初は塗り替える案もありましたが、西武時代のままの色で3両とも活躍しているのは嬉しい限りです。なお譲渡されなかった1両のE31は西武にて保存です。

これはおまけですが、かつて西武351系として活躍した車両がまだ解体されずに残っていました。今はどうなっているのでしょうか。右端にちらっとE31形が見えています。

以上になります!

いかがだったでしょうか。

2010年に西武鉄道から機関車が消えて以来、新101系263Fが牽引車の役目を担っています。しかし彼ももう40年近い車齢に。しかも「サステナ車両」により置き換えが決まったという事で、次の牽引車は何になるのか?もしかして名鉄のように新型機関車復活?といった話題も飛び交っています。先程上げた2014年以来、大井川鐵道にも行っていないので、またE31形の晴れ舞台を見に行きたいなぁなんて思案中です。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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