2004年10月、西武鉄道101系197F・193Fはツートンカラーに復元された!

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こんにちは。10月の列車です。

2004年秋、もうすぐ多摩湖線・多摩川線をのぞく本線系から引退とささやかれていた西武鉄道101系(初期型)のうち、主に池袋線で走っていた4両編成2本 197Fと193Fの塗色が、101系デビュー当時の「レモンイエロー+ウォームグレー」のツートンカラーに復元され、鉄道ファンの注目を集めていました。

西武鉄道101系や3000系は、元々レモンイエローとウォームグレーのツートンカラーで登場しましたが、1996年頃からレモンイエロー1色に塗装が変更されており、今回の復元は 幼少期にツートンカラーの池袋線電車を見慣れていた私にとっても懐かしさでいっぱいでした。

この記事では、復元されたツートンカラーの西武鉄道101系 197Fと193Fの勇姿をご覧頂ければと思います。

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2004年秋の西武池袋線に、タイムトリップ!

西武秩父線35周年記念、横瀬車両基地イベント

雨の中でしたが、西武秩父線開通35周年のキャンペーンのひとつとして、横瀬車両基地に101系197F・193Fや古い機関車を展示するイベントが行われていました。そこにお邪魔し、ツートンカラー101系の勇姿を撮っていたようです。

4000系の先頭部にはこんなヘッドマークが張られていました。

横瀬にやってきました。急行西武秩父、の表示がまぶしいです。

反対側は、ヘッドマーク無しの快速急行池袋でした。わたしとしては、こっちのほうが馴染みがあります。一定年齢以上の人は、やっぱり急行でしょ!という方も多いでしょうね。

8両全体を入れてみました。やっぱり8両編成や10両編成は長くて、迫力がありますね。2004年末に引退後も多摩湖線・多摩川線には残ったのですが、4両と短い、高速走行しないといった点が物足りなく思った人も多いと思います。

イベントが終わり、懐かしのヘッドマークを付けて池袋へと臨時列車で走り出すところです。当時はこのほかにも新101系などがよく走っていたため、私自身はこの臨時列車にはたぶん乗らなかったかと思います。

平日の準急運用

リバイバルツートンカラーの2本は、土休日になると西武秩父行きの快速急行に優先的に使われましたが、平日も池袋~飯能間を中心に急行や準急に用いられていました。

入間市駅に入ってくる準急西武秩父行きです。これは秋の遠足シーズンの平日、主に遠足の小学生たちを乗せる目的で準急小手指行きを西武秩父まで臨時延長していたものです。その臨時延長された西武秩父行き列車にも割とよく入っていたように思います。

撮影後、準急西武秩父行きに乗車し、これは正丸か芦ヶ久保で4000系との交換シーンを撮ったものです。4000系、この頃からシングルアームパンタだったんですね。

西武秩父到着後、回送で出ていくツートンカラー編成です。

武蔵藤沢で撮った準急西武秩父行きです。この列車、小手指までは先頭に新101系2両編成を連結しているので、狭山ヶ丘より先の駅でないと先頭側を撮ることはできませんでした。

夕暮れの西所沢に入ってくる準急池袋行きです。わかりにくいですが後ろに新101系2両編成をつないでいます。平日のこの時間に8両編成じゃ大顰蹙ですからね(^^;) あれ、でも19時台に今は8両編成の準急があるんでしたんっけ…。

西日を浴びて練馬駅を出て行く準急池袋行きです。西武池袋線の主だった101系は高架化工事が始まる前の練馬駅も、工事中も、完成した後の練馬駅の姿もすべて知っているんですね。

快速急行西武秩父行き

快速急行なんですけど、光の反射で種別板が見えないので各駅停車みたいになってしまいました(^^;)

これなら快速急行だとわかりますね!飯能駅でスイッチバック停車中の姿です。快速急行は今の紫色より、やっぱりこのデザインでしょ☆ という方も多いと思うのですが、皆さんは如何ですか?

西武秩父から回送で小手指に帰ってきた101系197F・193Fです。

今日はここまで!

いかがだったでしょうか。

西武鉄道101系といえば、やっぱりこのツートンカラーでしょ!という方も多いことと思いますし、私もその一人です。今も狭山線や多摩川線に残る新101系ワンマン車は、まだ引退が決まっていないのに早くもツートンカラー復刻や赤電コスプレをしていますが(^^;) 皆さん、今のうちだと思います。のんびりと多摩川線にいらしてください。emio武蔵境で食事や買い物もして下さいね!(^^;) そのお金がペンキ代に化けるかもしれませんし。

最後までご覧くださり、ありがとうございました。

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