新性能国電の始祖!秩父鉄道1000系特集 -その2 秩鉄リバイバル塗色編-

この記事は約4分で読めます。

こんにちは。10月の列車です。

国鉄の新性能通勤型国電の始祖、モハ90系に端を発する国鉄101系電車を「1000系」として非冷房車のまま譲受し、3両編成×12本が長く活躍していた秩父鉄道1000系。完全引退は2014年3月だったのですが、引退の近づいた? 2000年代後半からその塗色に変化が見られ始めました。2009年には秩父鉄道創立110周年記念として、2本の1000系電車が秩父鉄道のむかしの塗色(2種類)にリバイバルされ、注目を集めていたのです。この記事では、その秩父鉄道リバイバル塗色だった1000系電車の画像を集め、振り返ってみたいと思います。

広告です

かつての秩父鉄道塗色を纏った1000系に、会いに行こう!

小豆色ツートンの100形塗色になった1002F

2009年5月30日、1000系の1002Fが 秩父鉄道の旧型車両100形の引退当時の塗色を再現した、小豆色とクリーム色のツートンカラーに塗り替えられ、運行を開始しました。これはその初日、影森駅で運行開始記念の臨時急行電車(復路)として出発前の1002Fを写したものです。1000系の秩父鉄道入線時はこの塗装になったことはなかったので、いわゆる「コスプレ電車」ではあるのですが、よく似合っていてノスタルジーも満点ですね。

昔の「CTK」ロゴマークも再現されています。当時を知る人には感涙ものでしょう。検査時に床下機器や台車もグレーに塗り直され、きれいな状態です。

やがて入換が行われ、影森駅のホームに1002Fが入ってきました。「秩父鉄道創立110周年記念号 リバイバルトレイン」というヘッドマークが付いています。なおこの臨時急行電車、急行券は不要でだれでも乗車でき、乗客には乗車記念証が配布されました。

車内の中吊りポスターでは1000系の秩父鉄道入線当時のレモンイエローで非冷房の姿や、2007年のさいたま市鉄道博物館の開館連動企画として、旧国鉄リバイバル塗色電車を運行していることを知らせていました。旧国鉄リバイバル塗色については、次回 -その3- で特集します。

1002Fのリバイバル塗色運行開始初日の乗客に配布された乗車記念証です。この日はヘッドマークで隠れていますが先頭部の窓下に「秩父鉄道」という文字が入っていました。それもちゃんと再現されています。

これは別の日、終点三峰口駅のひとつ手前 白久駅にて、たぶん降車後に発車していく1002Fを撮影したものです。こんな昭和の香り満点の駅に、とてもよく似合っていた塗色でした。

1000形登場時のレモンイエローになった1007F

続いては同じく2009年10月3日から、この1000系が秩父鉄道入線当時に纏っていた、レモンイエローに黒色ラインのリバイバル塗色になった1007Fです。登場時と比べて冷房改造やダブルパンタ化されているという違いはありますが、私の脳裏に焼き付いている秩父鉄道1000系は、まさしくこれなんです。ああ、懐かしい!

西武鉄道のレモンイエローとも、三岐鉄道のイエローとも、当然国鉄のカナリアイエローともまた違う鮮やかなトーンの黄色です。どんな季節にも似合う黄色い電車は沼です。

秋の三峰口駅。背後の山々は紅葉し始めていました。羽生行きとして発車を待つレモンイエローの1007Fの周囲には、今どきの秩父鉄道車両たちが並んでいます。

上画像とは別日ですが、羽生行きとして秩父駅に到着する1007Fです。パンタの無いこちら側の先頭車だと、秩父鉄道入線当時の姿に近くていいですね。前パンも格好よくて好きではあるのですが。

こちらは夜の行田市駅に入線してくる、三峰口行きの1007Fです。暗い夜でもこのレモンイエローの車体がやってくると、周囲はぱっと明るくなったようでした。

先ほどの1007Fに乗って熊谷駅に着きました。停車時間があるため、ドアをいったん締め切り手動で開閉できる状態になっているところです。これを撮影したのは2009年11月3日ではあるのですが、夜はけっこう冷え込みますからね。この熊谷駅秩父鉄道ホームもノスタルジー満点で、懐かしい塗色によく似合っていたと思います。

暗い夜に熊谷駅で発車を待つ、三峰口行きの1007Fです。運行開始間もないので、リバイバルトレインというヘッドマークが着いてはいますが、これが昭和末期や平成初期の秩父鉄道の日常風景だったんだなぁ、と想像を巡らせていました。

その3へと続きます。

いかがだったでしょうか。

小豆色ツートンの100形風塗色になった1002Fと、秩父鉄道入線時の1000系塗色を再現した1007Fをご覧頂きました。これを言っちゃあ何ですが、秩父鉄道は多くの駅で「駅自体が昭和リバイバル仕様」なものですから、リバイバル塗色の電車との親和性は結構高いんですよね。1002Fもよく似合っていましたが、1007Fのレモンイエローは本当に懐かしくて大好きでした。国鉄リバイバル塗色で全国から国電ファンを呼び込みつつも、秩父鉄道旧色リバイバルによって地元で長年利用してきた、見てきた方々にもちゃんと話題を提供する、地元密着な秩父鉄道が私は今でも好きです。ステンレス車体になりPASMOが導入されて 少しずつその姿は変わっていっても、沿線や車内ののんびりさとかこういう空気はずっと不変のものであってほしいと願います。

最後までご覧下さり、ありがとうございました。次回最終回の -その3- もお楽しみに!

タイトルとURLをコピーしました