2008年北海道旅その6 寝台特急北斗星のB寝台上段で上野まで帰ってきた!

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こんにちは。10月の列車です。

2008年9月、私はJR東日本とJR北海道で発売されている普通列車乗り放題きっぷ「北海道&東日本パス」を使い、東京から鉄道だけで北海道を目指す旅をしました。4日目の夕方に函館本線で札幌駅へ到着してからは、予め買っておいた乗車券・特急券・寝台券を手に、上野駅まで寝台特急「北斗星」の旅を楽しみながら帰京しました。6回シリーズ最終回のこの記事では、寝台特急北斗星乗車中のことを書いていこうと思います。

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思い出を胸に寝台特急北斗星に乗り込もう!

札幌を発車、自分の寝台へ

札幌駅の(たぶん)5番線に、DD51形ディーゼル機関車2両を先頭にした寝台特急「北斗星」が入ってきます。旅の終わりなので寂しい気持ちもありますが、ひさびさの寝台特急の旅に胸は高鳴りました。

長い編成でホームの長さほぼいっぱいに停車したので、写真を撮るのが大変です!でもなんとかヘッドマークと一緒には写し取れました。

札幌駅の発車案内表示に、この頃は「上野」が表示されていたんですね。やがて札幌へやってくる北海道新幹線、そのホームに「東京」の文字が表示されることを私も楽しみにしています。

さっそく指定された寝台へ行きました。B寝台の上段でした。通路の真上の部分に荷物を置くスペースがあって、意外にもゆうゆうと過ごすことができました。

夜、ロビーカーや食堂車に行ってみた

さて、飛行機や高速バスと違うのは車内を自由に移動できることですね。ロビーカーなるものが連結されていたので行ってみました。あまり人はいなかったですね……右奥にあるのはたぶん私の荷物だと思います。

食堂車「グランシャリオ」にも行ってみました。ディナーコースは予約制ですが、そのあと「パブタイム」というのがあり、これについては予約なしでも、軽食だけでも楽しむことができました。私もビールとおつまみを注文しました。一人での客が多かったので、相席になりましたね。

食堂車にいる間に函館駅に到着しました。ここで進行方向が変わります。なお青森駅を通過するのは深夜帯となるため、青森の駅には入らず運転所?信号場?で機関車を交換するので、青森では進行方向は変わらないのでした。

青函トンネルを通過し、青森の運転所を過ぎるころくらいまでは起きていましたが、さすがに眠らないのも勿体ないので、カーテンを閉めて電気を暗くして、おやすみなさい。

朝の訪れ

目が覚めると、列車はだいぶ南下し、栃木県内を走っているようでした。朝のロビーカーにも行ってみましたが、まだ皆さん眠っていたのかな?

列車の中で夜明けを迎えられた心地よさと、旅が終わってしまう寂しさでなんともいえない心境に。でもそれ自体も、旅の想い出なのかもしれないです。

赤羽駅の手前で、最後部車両のオハネフ25の貫通扉から撮影してみました。ここまで近づくのは客車じゃないとできませんし、写っている京浜東北線も209系!今は千葉県内を駆けているのか、天国か……。

終点、上野駅に到着しました。地上ホームの13番線を使う列車自体もかなり少なくなってしまいましたね。

この日、青森から北斗星をけん引してきた機関車はカシオペアカラーのEF81 79号機でした。

以上です。おかえりなさい!

いかがだったでしょうか。

6回シリーズで、青森~北海道~北斗星と旅の模様をお届けしました。青函トンネル自体を在来線旅客列車が通らなくなってしまったということ自体、まだ実感がわきませんが、あの日急行はまなすや寝台特急北斗星で通った青函トンネルをすでに私は新幹線で4回通っています。時代とともに車両や列車は変わっていっても、旅のワクワク感はずっと忘れることもないですし、変わることもないのでしょう。皆さんも今この時代にしか出来ない、素敵な旅ができますように。

これで、全6回の2008年北海道旅シリーズはおわりです。最後までご覧下さり、ありがとうございました。

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