2008年北海道旅その3 地上時代の旭川駅と映画「鉄道員」ロケ地の幾寅駅に行った!

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こんにちは。10月の列車です。

札幌から函館本線の各列車を乗り継いで旭川に着きました。ここから富良野線で富良野、さらに今は廃止されてしまった区間の根室本線に乗り継ぎ、映画「鉄道員(ぽっぽや)」のロケ地となった幾寅(いくとら)駅を訪問したのです。北海道旅の第3回目は、その乗り換えた地上時代の旭川駅と、在りし日の幾寅駅の写真をお見せしたいと思います。

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地上時代の旭川駅と幾寅駅を見に行こう!

旭川駅で富良野線に乗り換え

当時はまだ札幌~旭川の特急は「スーパーカムイ」でした。それに「L特急」という呼称も今は消えてしまったのですよね……。

当時「ペンギンさんのお散歩」で一躍全国区となった旭山動物園。その顔はめパネルがありました(笑

地上時代の旭川駅は、富良野線ホームだけが少し離れた位置にありました。少し長い地下道を歩いて乗り換えていきます。

富良野線の7番のりばに着くと、ラベンダー色帯を巻いたキハ150形が待っていました。現在は最新型のH100形も富良野線で運行されているようですね。

富良野線専用ホームなので、函館本線の駅名は書かれていませんでした。

映画「鉄道員」ロケ地の幾寅駅

富良野駅で根室本線新得方面の列車に乗り継ぎ、念願の幾寅駅で下車しました。

幾寅駅の駅名標です。当時はまだ、現役の駅だったのです。

映画「鉄道員(ぽっぽや)」の中では、とある炭鉱の町の終着駅「幌舞(ほろまい)駅」として幾寅駅が登場していたのです。

駅舎の中には映画撮影で使われたセットなどが展示されていました。

背後には冬にスキー場になる山がそびえる幌舞……もとい幾寅駅です。

高倉健さんと並ぶ映画第2の主役、キハ22風の前面デザインに改造されたキハ40が引退後、カットボディになって展示されていました。

倉庫や商店など、幌舞の街が再現されており、この頃は多くの方が聖地巡礼していたと思います。

その4へと続きます!

いかがだったでしょうか。

高架になる前の、地下道で各ホームへと連絡していた旭川駅(駅舎の写真は無くてすみません……)、そして映画のロケ地になった幾寅駅の在りし日の姿をお届けしました。映画の中でも炭鉱で栄えた幌舞の街が廃れていって、ロケ地となった幾寅駅も本当に廃止されてしまうとは何たる皮肉だろうと思いますが、栄枯盛衰そのものですね。「推しは推せるときに推せ」ではありませんが、行きたい所は少し無理をしてでも行けるときに行ったほうがいいのだろうな、と今になって実感します。

最後までご覧下さり、ありがとうございました。その4へと続きますので、どうぞお楽しみに!

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